お知らせ

代表世話人挨拶

胸部疾患研究のプラットフォームを目指して                      



九州肺癌研究機構(LOGIK)代表世話人
九州大学病院呼吸器科
岡本 勇

 LOGIK(Lung Oncology Group in Kyushu)は2004年に設立され、九州臨床研究支援センター(略称CReS九州)のサポートのもと、多くの医師主導臨床研究を実施し、肺癌を中心とした腫瘍性呼吸器疾患の治療成績改善に貢献して参りました。
 2018年に臨床研究法が制定され、多くの臨床研究が特定臨床研究として法制化での実施となりました。また医師主導治験によるアカデミア発の治療開発も活発化してきています。さらにReal word dataの有効活用も注目されており、臨床研究を取り巻く環境は刻々と変化しています。
 診療に携わる皆様が日々直面するクリニカルクエスチョンへ回答を導き、より良い医療を患者さんに提供していくためには、論理的、科学的に妥当な臨床研究デザインの立案に加え、実施体制の構築と実行力が必要となります。臨床研究の新しい流れに対応し、臨床研究を通した医学の進歩を目指すためには、自らが臨床研究に積極的に協力すること、臨床試験立案、実施体制構築の議論に加わっていくことが重要です。そのような機会を求める呼吸器疾患診療に携わる多くの若い先生方、医療従事者にはLOGIKは広く門戸を開けて歓迎いたします。
 皆様のアイデア、ご協力のもとLOGIKが研究・情報交換のプラットフォームとなるよう力を尽くして参りたいと思います。ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年4月

お問い合わせ

一般社団法人 九州臨床研究支援センター (CReS九州 )
  〒812-8582  福岡県福岡市東区馬出3-1-1 (九州大学病院内)
  TEL: 092-631-2920 FAX: 092-631-2929
  Mail: logik-jimu@cres-kyushu.or.jp